暮らし

仏ヶ浦まつりと愛宕さまのお祭り

投稿日:

7月24日は、毎年、「仏ヶ浦まつり」が行われます。
仏ヶ浦の地蔵堂に祀られているお地蔵様のお祭りで、
海上安全と大漁満足をお祈りします。
この日、仏ヶ浦には旗が立てられ、管理棟の横では、牛滝地区の方々が祝賀会を催していました。
IMGP5025.jpg
ですが、この日、いつもと少し風景が違いました。


いつもは、階段下のところで、大きな数珠を10人くらいの女性が、念仏を唱えながら回す行事が行われています。
しかし、今年は、それが、都合でできなかったのです。
やはりこのような行事の時には、念仏を唱えるのにも、誰でもいいというわけではなくて、できる人は決まっています。その方が、どうしても都合がつかなくなったのだそうです。
単純に過疎化でお祭りができませんというのとは違いますが、さびしい限りです。
多くの観光客の方が、お参りしていきます。
お地蔵様なので、手を叩くのではなく、手を合わせて静かにお祈りします。
牛滝の係の方が、丁寧に教えてくれます。
IMGP5017.jpg
さて、仏ヶ浦まつりを後にして、僕は佐井に戻ります。
佐井地区のはずれ、ふだんは人が住んでいない「伝相寺」で行われる、愛宕さまのお祭りに出席するためです。
IMGP5013.jpg
伝相寺は、青森県では珍しい時宗のお寺ですが、檀家が少なく、現在は人も住んでいません。
この日は、兼務で住職をされている、岩手のお寺の住職が、お越しになってご祈祷をされました。
IMGP5031.jpg
漁師を中心として二十数人が集まって、手を合わせました。
愛宕神社は、役場の裏の山の上にあります。
昔は、伝相寺からご神体を運んで祭礼をしたそうですが、人が少なくなったこともあって、一度は全くお祭りが途絶えたそうです。
ですが、漁師などが声掛けして、山にまでは上がりませんが、寺での行事を再開したとのことです。
仏ヶ浦まつり、愛宕さまの祭り、ともに、過疎化の波を感じるようで、
少しさみしく感じますが、それでも、地元の人は続けようという考えがあって、
少し安心するような祭りです。
お寺の住職と、近所の豆腐屋さんの会話
「いつも本当に、朝一番にお豆腐をあげて(供えて)いただいて、ありがとうございます」
「いやいや、わいど檀家でこそねったって、近くでもあるして、寺ば守らねばねって気があるっけ」
(いやいや、自分たちは檀家ではないけど、近所なので、寺を守らないといけないという気があるんだ)
そんな感じで、まだまだ村は続きます。



-暮らし

執筆者:

関連記事

no image

海の記念日の前の日に行われる宵宮

7月20日は海の記念日。 祝日法はいろんな人の思惑で変わりましたが、浜の人々の暮らしは変わりません。 毎年、20日を前にして、19日には宵宮(前夜祭)の行事が行われます。 19日、20日の行事は、村内 …

no image

豊漁と安全を祈る海の記念日【佐井村原田地区】

7月20日は、「海の記念日」 祝日の海の日は月曜日になりましたが、佐井村では変わらず20日に行事が行われます。 佐井村の7つの漁港で、それぞれに大漁祈願、海上安全を祈願する行事です。 今年は、原田地区 …

no image

最果ての学校、牛滝小中学校の元気な運動会

佐井村の一番南にある、牛滝地区。 隣の集落から車でも30分程度離れた、まさに田舎の集落ですが、 小中学校(一貫校)があり、先日、運動会が開催されました。 本州でいちばん田舎の学校です(唯一のへき地5級 …

no image

キトビロみそをたくさんいただきました

春の山菜といえば! これは、「キトビロ」ですね。 地方によって呼び方が違いますが、 一般的には、「行者にんにく」というかもしれません。 佐井村の山中にも多く生えており、4月ごろ多数収穫されて、直売所な …

no image

【佐井村ふるさと納税】佐井中学校ICT推進事業が行われました!

佐井村に「ふるさと納税」でたくさんのご寄付、ありがとうございます! ふるさと納税は、寄付をする人が、村に対して、使い道の希望を伝えることができます。 佐井村にご寄付いただいたお金のうち、 「学校教育の …