暮らし 歴史・文化 漁業

豊漁と安全を祈る海の記念日【佐井村原田地区】

投稿日:

7月20日は、「海の記念日」
祝日の海の日は月曜日になりましたが、佐井村では変わらず20日に行事が行われます。
佐井村の7つの漁港で、それぞれに大漁祈願、海上安全を祈願する行事です。





今年は、原田地区と磯谷地区を訪問!
原田地区には、海岸の岩場に恵比須様を祀る神社があって、ここで大漁を祈願します。

佐井村のほとんどの地区では、弁天様が祀ってあるのですが、原田地区だけ恵比須様。
なんで?というのは、とりあえず今回聞いてもわからなかったのですが・・・
朝、恵比須様に神楽が奉納されて、昼前に海上パレード。

今回、神楽の時間には間に合わなくて行けませんでした。
漁港での海上パレードに合流。

原田地区は、大きな定置網などはなく、刺し網やウニ漁が中心で、漁師の数も少ないので、
漁船も多くありません。
また、兼業の漁師も多いので、今回パレードに出るのは4艘ほど。ちょっと寂しいです。

ゆっくり恵比須様の前の沖を回って、沖で御札を海に入れます。
大漁祈願、海上安全祈願の御札で、神社でご祈祷してもらったものを、漁師が海に入れます。

まずは清めの塩を海に。

そして、御神酒を海に。

最後に御札を。
神の御札をただ入れても浮いてしまいますから、
御札は石に括り付けられていて、ちゃんと海の底に届くようになっています。

「このあたりでウニ採りをすると大漁間違いねえべなあ」
「いやいや、ここは深えして無理だべさ」
なんて会話しながら御札が海に入ります。

この後、しばし、船を止めて、みんなで休憩。
海の上で、釣り談義や漁業話に花が咲きます。
規模は小さいですが海の安全を祈る、いいお祭りです。

―――――――――――――――
陸に戻り、これから祝賀会が行われる原田地区を後にして、車で25分、磯谷地区へ。
磯谷地区は、毎年行っています。
他の地区とは違い、浴衣で揃え、船も立派な動力船がそろった磯谷地区は見事です。
最後に動画をどうぞ。


磯谷には、行かずにいられないなあ。




-暮らし, 歴史・文化, 漁業

執筆者:

関連記事

no image

活〆神経抜きの取り組み 沖縄まで届く魚

佐井村では、魚の鮮度を長く維持する処理「活〆神経抜き」に取り組んでいます。 7月初旬、ちょうど神経抜きの処理をしているところに出くわして、 手伝った(宅急便の伝票を貼っただけ(笑))のでした。 エラを …

no image

「佐井村 行き方」電車+バスで佐井村へ

タイトルの通りなんですが、佐井村ってどうやって行くの?って聞かれますので、張り切ってこたえたいと思います。これで記事がたくさん書けてしまうあたりが、佐井村のいいところですね(笑) 初めからネタを割りま …

no image

箭根森八幡宮例祭 太鼓をたたくということ

9月14日~16日に行われた箭根森(やのねもり)八幡宮の例祭。 今年は、土用干しという形態で、お宮の行列がない形で行われて、 いろんなことがまあ、ありました。 ありましたが、なぜか、僕の筆というか、別 …

no image

鬼は実在したか 青森ねぶた祭り

2016年8月、有名な青森市のねぶた祭りで、青森菱友会さんのねぶたとして、佐井村の箭根森(やのねもり)八幡の鬼伝説をもとにしたねぶたが作られ、祭りがにぎわいました。 今回は、その伝説の紹介と、 実際に …

no image

ウニと海藻を両立させる ウニの移殖事業

佐井村といえば、ウニ! ウニは海藻を主食としています。 津軽海峡のミネラル豊富な海で育ったおいしい海藻を食べているのが、ウニのおいしさの秘訣です。 しかし、ウニが多くいる場所では、海藻が食べつくされて …