下北半島は、ニホンザルの生息の北限です。
むつ市脇野沢には、サルを保護した公園があってよく知られていますが、佐井村にもたくさんサルがいます。
そんなサルの話です。でもサルの写真はありません。ご注意。
佐井村には、どこにでもサルがいます。
で、どっちかっていうと、やっかいもの扱いされています。
それは、農作物とかを食べてしまうから。
自然条件の良い下北半島では、サルは増えすぎて、保護だけではなく、どうしても「駆除」もせざるを得なくなっています。
で、その実態を調べたいと思って、ちょっと見せてもらいました。


今回の舞台は、「野平(のだい)」というところです。
野平は、佐井村とむつ市川内町にまたがる高原地帯で、川内町の農家が大根などの野菜を栽培しています。
ここで、数十匹が生息しているサルを捕獲しようとしているということで、見学に行きます。

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まずは、野平高原キャンプ場。ここは、むつ市川内町の高原キャンプ場です。
もうすぐ紅葉で素敵な時期ですが、今日は小雨で風も強いので、誰もいません。
ここから山の中に入っていきます。

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べご(牛)を横目に見ながら、ずんずん進んでいきます。
どこまでいくんだろう、と不安になりながら、役場のトラックの後ろを進みます。

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野平地区は、昔は人が住んでいましたが、移転して今は小屋ばかりです。
小屋の間に、発見しました!

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巨大サルワナです。
高さは2メートルくらい。幅も2メートルくらいあります。
もちろん、人も余裕で入れます。
入ってみました。
まわりには栗が落ちていて、オリの中にはじゃがいも、リンゴ、そしてカボチャが落ちています。
「栗がいっぱーい、あ、イモもある、かぼちゃもあるー」
ってカボチャをつかむと、ガシャーン、とオリが閉まってつかまってしまいます。

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あぶないあぶない。
これは、一番大きなワナで、他にも小さなワナがあります。
サルと共生するにはどうしたらいいか。
きれいにいえば、これがテーマです。
本当は、もっと違う言い方になる気がするんですが、
それも含めて、いま、このサル対策を伝えるツアーとか、考えているところなのです。