漁業

佐井村の天然あわびを追えin佐井漁協加工場

投稿日:

佐井村の天然あわび製品を、東武百貨店様で扱っていただけることになり、
あわびについて取材しました。
あわび漁については、↓をご覧ください。
http://www.kurukuru-sai.com/article/382974524.html
今回は、アワビの加工についてです。
佐井村の沖で獲れ、港に揚がったあわびは、地元佐井村の、漁協加工場で加工され、そのまま出荷されます。
まさに産地直送!
漁協におじゃましました。
awabi7.JPG
こちら、この日いらっしゃっていた八戸でレストランをなさっている、滝沢シェフです。
今回のあわび加工品について監修され、この日は指導と状況確認にお越しになっていたそうです。
加工の様子を見せてもらいましょう!


といっても、当然言われます。
「加工の様子は企業秘密なので、あまり見せられねえぞ」
大丈夫な部分を、ちょっとだけ、見せてくださいね。
awabi8.JPG
こちら、あわびを貝殻からはずしているのが、左の滝沢シェフ。
右側は、漁協の担当の方ですが、こちらはあわびからキモの部分を外しています。
あわびのキモは、地元の言葉では「とっつる」と呼ばれ、精力満点の食べ物として知られています。
大間町のスーパーなどでは、このとっつるだけがパックで売られていたりしますね。
今回は、このキモの部分は使いません。
次です。
awabi9.JPG
こちらは、あわびを洗っているところですね。
あわびは、岩の上を這って海藻などを食べるので、表面は黒くなっています。
おいしく見せるためには1つ1つ洗ってやる必要があります。
実はこの工程が一番大変です。
味付けは、もちろん考え抜かれたテクニックが生かされていますが、
この部分は、冷たい12月の作業場で、冷たい水を使って洗う作業ですので、まさに肉体労働。
家庭の料理でも、冷たい水、大変でしょう?
awabi10.JPG
きれいになりました!
さて、次は・・・
この先は内緒だそうです・・・。
肝心な部分は見せられないという結果でしたが、
あわびを獲る人、加工する人たちのようすが、少しでも伝われば幸いです。
がんばってお届けする佐井村の天然あわび、ぜひご賞味ください。
【東武百貨店のおいしいもの 発掘便】青森県 佐井村の天然あわび食べくらべ
http://www.tobu-online.jp/sanchoku/goods/index/0200610/
http://www.tobu-online.jp/sanchoku/goods/index/0200609/
awabi1.JPG



-漁業

執筆者:

関連記事

no image

海の記念日にヒラメの放流事業

青森県の魚といえば? 県の花はりんごの花、県の木はヒバ。この辺は割と知っている人も多いんですが。 青森県の魚は、「ヒラメ」です。 青森県はヒラメの漁獲量が日本一で、県の魚にもヒラメを指定しています。 …

no image

佐井村ふるさと納税が「漁業振興」につながっています

最近なにかと話題の「ふるさと納税」 佐井村にも、昨年は300人近くの方に納税していただきました。 いろいろな返礼品がもらえたり、実質的な節税になるという側面が注目されがちですが、 原点は、その自治体を …

no image

産直で謎の海藻【ソナ】を発見

佐井村には「手づくりマート」という産地直売所があります。 冬の間は、野菜が少ないので、どうしても並んでいるものもさみしげですが、 ふらりと立ち寄ると、意外な発見もあるものです。 2月のある日、ふらりと …

no image

限定のごちそう 早採りわかめの収穫

わかめのオーナーになって、育ったわかめを産地直送する「佐井村弁天わかめオーナー制度」。 オーナーの方限定の特典に、「早採りわかめ」があります。 2月の下旬に、その収穫が行われました。 2月は佐井の海は …

no image

ウニと海藻を両立させる ウニの移殖事業

佐井村といえば、ウニ! ウニは海藻を主食としています。 津軽海峡のミネラル豊富な海で育ったおいしい海藻を食べているのが、ウニのおいしさの秘訣です。 しかし、ウニが多くいる場所では、海藻が食べつくされて …

アピオス特設ページ
佐井村特産品通販 あおい環オンラインショップ

佐井村をふるさと納税で応援! ふるさとチョイス