佐井村の特産品化を進めている「アピオス」ですが、
この真冬にも、作業が進められています。
アピオスの収穫は、11月。そのあと、何をするかというと、
おいしくする作業と、洗浄・選別をする作業です。
こちらは、何をしているところでしょうか?
何かを、水の中で踏んでいるようです。
こちら、アピオスを粗く洗っている様子なのです。
イモは非常に硬くて丈夫なので、足で踏んでもつぶれたりしません。
逆に、袋にたくさんのアピオスを入れて踏むことにより、
イモ同士がこすれて、泥が落ちます。
うどんのコシを強くするため、踏んでこねたりしますよね。
パワーが要る仕事は、足の方がいいのです。
もちろん、腰も痛くなるし、周りは雪や氷なので足元も悪いです。
粗く洗ったら、1日置いて乾かして、選別します。
ツルを切って、大きさごとに分けていきます。
味は変わりませんが、やはり大きなもののほうが市場で好まれますね。
これも疲れる作業です。
選別後、出荷までにさらにもう一度、
今度はこちらでは機械を使って洗って汚れを落とすのだそうです。
こうして選別されたアピオスは、寒いところに置いておかれます。
寒いところに置いておくと、糖度が増して、おいしくなっていきます。
さて、さっき踏み洗いしたアピオスは、どうなっているかな?
普通に持とうとしている写真に見えますが、
実は、凍ってくっついてしまい、離れないところです。
このように水がすぐに凍るような厳しい環境の中で、作業が続けられています。