タイトルは思わせぶりですが、自分に深い意味がないのはいつものこと。
畑仕事の話です。
数か月分をまとめてお届けします。
1月のことです。
今年は、アピオスの畑を、一緒にやろう。
このように声をかけていただきました。
畑を貸すと。
雪が解けたら見に行こうということで、3月ごろ見に行ったんですね。
車がとまってますよね。
その右側、ずっと奥まで100mくらいが、畑だっていうんですね。
ただの、カヤと低木の林のようなものなわけです。
畑ってこれですかあ、と言ったところ、
「わいが小学6年生のころは畑だったんだよ!」
とのこと。
50年前じゃないですか!
というツッコミを心の中で入れつつ。
『まずはこのカヤや木を片付けなきゃいけなくて大変ですね』
と思ったあなた、間違いです。
最初の問題はカヤや低木ではありません。
境界線の確定
これですね。
どこまでが借りられる土地かわからないわけですよ。
言いだしっぺのおじいさんも、親戚から借りていて、はっきりするような、しないような。
確かに境界線っぽい木の列とかはあるんですが、確証がない。
途方に暮れて、土地を見ていたりしたところ、
偶然、総務課長が通りかかったのです(この畑の近所なので)
「明日、役場で図面を見てあげるよ!」
助かった―、という感じで翌日役場に行き、図面をチェック。
そして、長いメジャーを持って、距離を測りつつ、境界線を確認。
やっぱり目印的に木が並んでいました。
境界線が確定。ようやく実作業がスタート。
カヤと木の片づけが始まります。
1日目か2日目の終わりの写真だと思いますが、
何が何だかまったくわかりませんね。
4日目ですかね。これは大変だぞとわかり始めた時期(遅)
やっている人たち(もちろん自分含む)もだんだん弱気になります。
当初は40アールくらいの土地だということだったんですが、
このへんではもう、10アールくらいあればいいんじゃね、みたいな感じになっております(笑)
ある程度、カヤと木を片付けて、広くなったところに、
続いて、重機が入ります。
カヤも木も、かなり根が深い植物なので、ひっくり返して、根を取っています。
このカヤと木の片づけだけで、2週間くらいはかかったでしょうか。
10アールでいいんじゃね、という話も、勢いづいて20アールが開墾されました。
やっと、ああ、畑できるんだなという感じです。
けっこう時間が、かかりましたね。
長くなったので、次回にします。
畑のヒトコマ。右下に、カモシカがいます。
サル、カモシカ、ツキノワグマ、リス、ウサギ、ウグイス、セキレイ、カラス、トンビ、ヒト。
たくさんの動物が入り乱れる場所です。