アピオスの畑の続きです。
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http://www.kurukuru-sai.com/article/407070237.html
アピオスは、佐井の短い夏の間、ぐんぐんと成長します。
そして、7月の終わりごろから、紫色の可憐な花を咲かせ始めます。
が、僕のやっている畑は、植え付けが遅かったこともあって、お盆を過ぎたあたりから、本格的に咲き始めました。
はさみを持って、花の近くで写した写真です。
この花を摘んでいきます。
花は、摘んで乾燥し加工することで、お茶になるのです。
1本のアピオスに、たくさんの花がつくので、
摘んでも摘んでも、きりがないような、そんな感覚にとらわれます。
集中して効率よく作業できれば、20分くらいでバケツいっぱいの花がつめます。
でも、間違って茎の部分を切ってしまうと、当然そのアピオスは切ったところから上が全くだめになってしまいます。
僕も何度か間違ってやってしまいましたが、その時は
「はああああああああ」
と思わず声を上げてしまうものです。
摘んだ花は、乾燥させます。
天日でもいいんですが、あいにく今年の夏はくもりやにわか雨が本当に多く、天日干しはとてもじゃないができない状態でした。
そこで、乾燥機の出番です。
幸い佐井村には、シイタケや魚介類乾燥のための機械があるので、
それをお借りして、乾燥作業です。
乾燥機に入れて、一晩以上。
たくさん摘んで来た花が、5分の1くらいの量になってしまうので、
驚きです。
乾燥アピオス花ができました。
なんだか血糖値とか、パワーがあふれるお茶になるようですが、
どうなんでしょう。
実際にお茶にして飲んでみるというのは、またあらためて書きます。