農業

やっと市場に出てきた!下北のアピオス

投稿日:2014年3月6日 更新日:

下北半島全体で特産品化を進めているイモ「アピオス」
下北の中でも、佐井村が最大の産地です。
11月に収穫をして、
(収穫作業の時の記事)
1月には洗って、選別して
(洗って選別作業した時の記事)
3月、ようやく出荷です。
2月末、出荷前の加工作業をしている「川目農産加工センター」を見学させてもらいました。
どんな感じかというと・・・
IMGP3686.jpg
おいしそうでしょ!
生のままでは売らず、蒸してから売ります。
もちろん、理由があるんですよ。


アピオスは、これまでの作業で、洗って、サイズごとに分けられています。
ここで加工するのは、SやMといった小さめのサイズのイモです。
アピオスは、他のイモと同じように、蒸したり茹でたりして食べます。
このセンターでは、すべて蒸していきますよ。
IMGP3675.jpg
さあ、蒸し器フルパワー!
おいしくなあれ!
こうやって蒸してから出荷する理由ですが、簡単に言うと、
おいしい瞬間をとじこめる
ということです。
アピオスは、寒い環境に置いて、糖度を上げています。
生のまま置いておくと、生ということは生きているということなので、
糖度が変わってしまいますし、
もちろん、時間が経つと腐ったりもします。
蒸すと、そのあとは味は変わりません。
冷凍によって長持ちもします。
冷凍することで水分が抜けて、感じる甘みが増すこともあるそうです。
あらためて、アピオスが蒸しあがったようです。
IMGP3684.jpg
いい感じに蒸しあがったね!
冷ましてから冷凍します。
IMGP3690.jpg
こうして蒸しあがったアピオスは、
村内の直売所「手づくりマート」などで販売されます。
そして、佐井村のアピオスは、むつ市の河野商店さんに出荷されて、
下北はぴはぴアピオスとして首都圏にも売られています。
青森料理の料理店などでも味わえるらしいので、ぜひ食べてみてほしいです!



-農業

執筆者:

関連記事

no image

「サルに食べられる体験失敗」

下北半島は、天然記念物の北限のニホンザルが生息しています。 しかし、このサルは、貴重なものであると同時に、人間にとっては農作物を荒らす害獣でもあります。 佐井村には600頭以上のサルが生息しており、年 …

no image

アピオスの花を摘む

アピオスの畑の続きです。 ↓前回はこちら↓ http://www.kurukuru-sai.com/article/407070237.html アピオスは、佐井の短い夏の間、ぐんぐんと成長します。 …

no image

今年もアピオス栽培をはじめました

昨年、50年前の畑(?!)を再開墾して始まった畑。 アピオス栽培は、まあ、頑張ったけどいまいちの収量、という感じでした。 でも、今年もがんばりましょう、ということで、5月の連休明けからスタート。 土地 …

no image

「アピオス」っていうすごいイモを育てよう

佐井村は、広く海に面していて、主な産業は漁業です。 農業は、ほとんど自家消費で、「産業としてはない」状態です。(村の資料にもはっきりと書いてあります) そんな佐井村で、注目を集めている作物が「アピオス …

no image

咲き始めたアピオスの花と、ただの草取りの話

アピオスの栽培作業は地道に続いています。 農家の定義は面積と売上だそうですね。 今年は担当面積も縮小して、売り上げはもちろん今のところ微々たるものなので、あらゆる意味で農家の枠から外れてしまって、定義 …