佐井村のゆるキャラ・雲丹(うんたん)。
先日、佐井村を飛び出して東通村の寒立馬(かんだちめ)に会いに行きました。
その帰り、疲れた雲丹は、お風呂に入っていくことにしました。
やってきたのは、風間浦村の「下風呂温泉」です!
下北半島で唯一、温泉施設がないのが佐井村です。
「温泉がない」というと地元の人に怒られます。
温泉は地下にあるのですが、温泉施設がないのです。
掘ってもなかなか出てこないし、出てきた温泉も設備が壊れて使えなくなってしまいました。
下風呂温泉は、佐井村からおよそ30分、風間浦村にあります。
むつから佐井に車で向かえば下風呂を通りますが、窓を開ければ、日によっては開けなくても、下風呂では硫黄のにおいが鼻に入ってきます。
海岸沿いの大きな道路沿いには大きなホテルがあり、通りを入ると旅館が建ち並ぶ温泉街です。
源泉の温度が高く、熱いお湯が特徴。
地元の人は、やはり熱くないと物足りないと言ってました。
雲丹は、まずは共同浴場「新湯」へ。
「本日は定休日です」
閉まっておりました・・・
きちんと確認していきましょう。
でも大丈夫。もうひとつ共同浴場があるので、そちらに行ってみましょう。
ちょっとの距離ですが、寒そうだ・・・
もうひとつの共同浴場「大湯」。
こちらはやっています。
ちょうどお風呂から上がった方もいらっしゃり、突然現れた大きな雲丹に驚いてましたね。
女湯に入ろうとしているやつがいるぞ、つかまえろ!
雲丹はゆでウニにならずに温泉を楽しめたのでしょうか?
まあ、無事に出てきたので、大丈夫だったのでしょう。
・・・
さて、大湯を後にして、下風呂温泉には足湯があるそうなので、そちらにも行ってみましょう。
こちらがその足湯。残念ながら、冬は温度管理が難しいので閉鎖しているそうです。
足湯の隣にあるのは、下風呂駅。
この下風呂駅は、実際には駅になったことはありません。
70年前に建設が進められたが中断して完成しなかった「幻の大間鉄道」の駅です。
遊歩道が整備され、鉄道マニアに人気らしいです。
今回、雲丹が遊んできた下風呂温泉では、
温泉のほかに、おいしい「アンコウ」が人気です。
冬はアンコウまつりも開催中だとか。ぜひ温泉とグルメを楽しんでね。
http://www.shimohuro.com/