下北半島は、天然記念物の北限のニホンザルが生息しています。
しかし、このサルは、貴重なものであると同時に、人間にとっては農作物を荒らす害獣でもあります。
佐井村には600頭以上のサルが生息しており、年間の農作物への被害額は400万円にのぼる年もあります。
この夏、ふと思い立って、「サルの被害はどんなものなのか」と畑を借りてやってみることになりました。
こちら、9月ごろの畑の写真です。
畑は、4畝あり、1畝に大根、あとはほかのものを蒔きました。
が、このように、大根だけがちゃんと育ったという感じです。
場所は、サル除けのネットに囲まれてはいるものの、すでに電気を流す機能が故障しており、ただの網だそうです。
そのため、サルは平気で入ってくるらしいです。
果たして、サルは来るのか!?
ドキドキしていた畑の12月のようすは、こちらです。
なんとまあ、立派に育ちました。
今年は、山の木の実などが豊作ですし、サル対策の効果もあって、被害が比較的少ないという話も聞きます。
これはいいことですね。
しかし、出てきてはいるようで、
これは12月、至近距離で捉えた写真。
農家にとっては相変わらず不安です。
ともあれ、来年も何か作ることにしましょうね。
最後に、おもしろ大根の写真を。
どうも土が固く水はけの悪い土地だったので、なんか変なやつもいたようです。