農業

「サルに食べられる体験失敗」

投稿日:

下北半島は、天然記念物の北限のニホンザルが生息しています。
しかし、このサルは、貴重なものであると同時に、人間にとっては農作物を荒らす害獣でもあります。
佐井村には600頭以上のサルが生息しており、年間の農作物への被害額は400万円にのぼる年もあります。
この夏、ふと思い立って、「サルの被害はどんなものなのか」と畑を借りてやってみることになりました。
IMG00190.jpg
こちら、9月ごろの畑の写真です。


畑は、4畝あり、1畝に大根、あとはほかのものを蒔きました。
が、このように、大根だけがちゃんと育ったという感じです。
場所は、サル除けのネットに囲まれてはいるものの、すでに電気を流す機能が故障しており、ただの網だそうです。
そのため、サルは平気で入ってくるらしいです。
果たして、サルは来るのか!?
ドキドキしていた畑の12月のようすは、こちらです。
IMG00103.jpg
なんとまあ、立派に育ちました。
IMG00069.jpg
今年は、山の木の実などが豊作ですし、サル対策の効果もあって、被害が比較的少ないという話も聞きます。
これはいいことですね。
しかし、出てきてはいるようで、
IMG_2030.jpg
これは12月、至近距離で捉えた写真。
農家にとっては相変わらず不安です。
ともあれ、来年も何か作ることにしましょうね。
最後に、おもしろ大根の写真を。
966453_463591963752607_585398448_o.jpg
どうも土が固く水はけの悪い土地だったので、なんか変なやつもいたようです。



-農業

執筆者:

関連記事

no image

寒さの中でおいしくなるアピオス

佐井村の特産品化を進めている「アピオス」ですが、 この真冬にも、作業が進められています。 アピオスの収穫は、11月。そのあと、何をするかというと、 おいしくする作業と、洗浄・選別をする作業です。 こち …

no image

佐井村ケビンハウスの隠されたみどころ原木しいたけ

佐井村の奇勝・願掛岩の近くにある宿泊施設、ケビンハウス。 キャンプ、バーベキュー、夕陽鑑賞、恋愛成就の願掛けなど、たくさんのみどころがある施設ですが、 あまりメジャーでない楽しみがひとつ。 それが、原 …

no image

アピオス畑!耕作放棄地だったとわからない

アピオス畑の記事の2回目です。前回↓ 前回のアピオス畑の記事 カヤと低木を片付けて、重機も入っていたところまででした。 ひたすら木の根を捨てる作業を終えて、トラクターが入れるようになったところで、 何 …

no image

謎の粉を使って アピオス料理講習会

栄養豊富で注目されているイモ「アピオス」 佐井村の特産品として売り出そうと、さまざまな取り組みを行っています。 その一環として、料理教室が行われました。 佐井村の食生活改善グループと、アピオス栽培農家 …

no image

咲き始めたアピオスの花と、ただの草取りの話

アピオスの栽培作業は地道に続いています。 農家の定義は面積と売上だそうですね。 今年は担当面積も縮小して、売り上げはもちろん今のところ微々たるものなので、あらゆる意味で農家の枠から外れてしまって、定義 …

アピオス特設ページ
佐井村特産品通販 あおい環オンラインショップ

佐井村をふるさと納税で応援! ふるさとチョイス