農業

謎の粉を使って アピオス料理講習会

投稿日:

栄養豊富で注目されているイモ「アピオス」
佐井村の特産品として売り出そうと、さまざまな取り組みを行っています。
その一環として、料理教室が行われました。
佐井村の食生活改善グループと、アピオス栽培農家の方々が集まって、アピオス料理を作ります。
といっても、本日のテーマはこれ。
ap1.JPG
これは「アピオス粉」というやつです。
一般に出回っているアピオス粉というのは、イモを粉末にしたものもありますが、
今回使うのは、イモ以外のツル状の地下茎を粉砕して粉にしたものです。


今回は、このアピオス粉を使って、おしることお好み焼きを作ります。
ap2.JPG
作り方は、ふつうのおしるこやお好み焼きに近いですね。
このように、おしるこの餅と同じように米粉をこねていきますが、
粉の一部にアピオスの粉を配合していきます。
ap3.JPG
アピオスの皮の部分も含まれた粉なので、茶色がかったおもちになりましたね。
お好み焼きも同様に、粉の一部としてアピオス粉を配合してみます。
ちょっと粉をなめてみますか。
ap06.JPG
うーむ。イモを粉にしたのであればイモの味がするのかもしれませんが、
これについては、あまり強い味はしません。
でも、栄養価は、イモの部分と同様に高いことを確認しているそうです。
おしることお好み焼きの完成品はこちら。
ap5.JPG
ap4.JPG
10人くらいの参加者全員で、この後いただきました。
味については、アピオス粉の味はあまり強くないので、
正直そんなに普通のものと変わらなかった感じがしますが。
ただ、やはりその効能は非常に高いものがあるようで、
食べ過ぎてだるくなったりした方もいらっしゃったようです。
かくいう僕も、食べ過ぎて午後にいつも以上に眠かったのは、
血圧が下がってしまったのではないかと推測しています。
特に体が慣れないと効くというのもあるので、少しずつ使ってみてください。
アピオス粉は、まだほとんど出回っていませんが、
佐井村の産直・てづくりマートに並ぶことがあります。



-農業

執筆者:

関連記事

佐井村産アピオスの花摘み

8月6日、アピオスの花摘みのお手伝いをしてきました。 アピオスについては、こちらのページで紹介しています! →https://kurukuru-sai.com/apios/ 今年は、深刻な雨不足の影響 …

no image

「サルに食べられる体験失敗」

下北半島は、天然記念物の北限のニホンザルが生息しています。 しかし、このサルは、貴重なものであると同時に、人間にとっては農作物を荒らす害獣でもあります。 佐井村には600頭以上のサルが生息しており、年 …

no image

耕作放棄地を再生せる?

タイトルは思わせぶりですが、自分に深い意味がないのはいつものこと。 畑仕事の話です。 数か月分をまとめてお届けします。 1月のことです。 今年は、アピオスの畑を、一緒にやろう。 このように声をかけてい …

no image

今年もアピオス栽培をやってます

私のアピオスの栽培も今年で3年目になりました。 4月中旬から5月末まで、とにかく畑でずっと作業していた気がします。 とにかく、誤算だったのは、一緒にやっているおじいさんが体調不良ということでした・・・ …

no image

アピオスの収穫でイモ掘りならぬイモ拾い

世界3大栄養野菜ということで、下北で一押しの農作物 アピオス。 このアピオスは、4月から5月ぐらいに植えて、10月後半から11月、地上部が枯れたら地下茎を収穫します。 12日の夜に農家の方にお会いした …

アピオス特設ページ
佐井村特産品通販 あおい環オンラインショップ

佐井村をふるさと納税で応援! ふるさとチョイス