農業

咲き始めたアピオスの花と、ただの草取りの話

投稿日:

アピオスの栽培作業は地道に続いています。
農家の定義は面積と売上だそうですね。
今年は担当面積も縮小して、売り上げはもちろん今のところ微々たるものなので、あらゆる意味で農家の枠から外れてしまって、定義的にはただの趣味の人という扱いになってしまっています。
しかしまあ50m×10本は趣味という感じでないなあ。
意識的にもただ楽しみでやるということもないし。
まあ、肩書きとかそんなものはどうだっていいんですよ(投げやり)
花が咲き始めました。
DSC01154.JPG
現在一分咲きというところなので、ちょっと待って、三分咲きあたりから採るかなあ。
というところで、今やっている作業は、


草取りです。
農薬を使うと言ったことは、アピオスの場合はないので、単に地道にとるばかり。
といっても、虫的にもアピオスはおいしくないらしくて、全然虫が付かないんですよね。
虫はそのへんのアカザとかイタドリにばっかりつきます。
イタドリはとにかく好きですね。
そして、虫は弱っている草につきます。
周りの土を触って根が傷ついた草は、虫が食べつくす、という感じ。
野菜でも、無農薬だから虫が食べるわけでなくて、弱っているから食べるんだ、という説明がありますが、
やっぱそうなんでしょうね。
アピオスは元気だからつかないのかなあ。まあ、調べている人もいないんで、わかんないけどね。
雑草四天王を紹介しましょうか。
アカザ
DSC01148.JPG
この子はとにかくいっぱい生えますね。
図鑑見たら、窒素を好むって書いてありますね。
アピオスはマメなので、すごく合った環境になってるかもしれません。
イタドリ
DSC01150.JPG
これはやっぱり、アスファルトを突き破ることでも知られるように、
マルチを突き破るんで、見つけたらすぐ採っちゃわないとまずいやつです。
カヤ
DSC01149.JPG
開墾的なことをするときにさんざんやっつけたやつですね。
まあ、小さいうちは抜きやすいし、気持ちいいです。
すぐ大きくなるけどな。
で、四天王のラスボスは、ほかならぬ「アピオス」なわけです。
去年の芋ほりがいろいろあってかなり雑だったので、通路からどんどんと芽を出して、
いろいろなものに絡みつきます。
まあ、放置してもいいんですが、栄養持ってかれるのもあれなので、一応取ります。
何より、「ああもったいない」という感じで、精神的なダメージが大きいのが雑草アピオスだということです。



-農業

執筆者:

関連記事

no image

毎年繰り返されるただの草取りの話(アピオス)

アピオスの栽培をやっています。今年は去年より広く。 とにかく繰り返される作業はただの草取りです。 一心不乱に草を取る行為は、自分を無心にさせ、大変気持ちのよい作業 ・・・ だと思ったら大間違いです。 …

no image

謎の粉を使って アピオス料理講習会

栄養豊富で注目されているイモ「アピオス」 佐井村の特産品として売り出そうと、さまざまな取り組みを行っています。 その一環として、料理教室が行われました。 佐井村の食生活改善グループと、アピオス栽培農家 …

no image

久しぶりアピオス畑の続き! 7月からお盆まで

アピオスの栽培をしております。 当初は、もうちょっとこまめに、情報を載せたりできるかなと思っていたのですが。 やってみたらなんか大変で、あれもこれもとできませんでした。 というわけで、ちょっとまとめて …

no image

やっと市場に出てきた!下北のアピオス

下北半島全体で特産品化を進めているイモ「アピオス」 下北の中でも、佐井村が最大の産地です。 11月に収穫をして、 (収穫作業の時の記事) 1月には洗って、選別して (洗って選別作業した時の記事) 3月 …

no image

耕作放棄地を再生せる?

タイトルは思わせぶりですが、自分に深い意味がないのはいつものこと。 畑仕事の話です。 数か月分をまとめてお届けします。 1月のことです。 今年は、アピオスの畑を、一緒にやろう。 このように声をかけてい …

アピオス特設ページ
佐井村特産品通販 あおい環オンラインショップ

佐井村をふるさと納税で応援! ふるさとチョイス