佐井村に「ふるさと納税」でたくさんのご寄付、ありがとうございます!
ふるさと納税は、寄付をする人が、村に対して、使い道の希望を伝えることができます。
佐井村にご寄付いただいたお金のうち、
「学校教育の充実と地域文化の伝承」
のために寄付されたお金が、
佐井中学校の教育環境の整備に役立てられました。
佐井村では、平成29年度、 「佐井中学校ICT推進事業」を実施しました。
佐井中学校に大型テレビ、タブレット端末、校内LANを整備し、ICTを活用した教育を推進しています。
この事業にあたって、ふるさと納税により積み立てた基金を活用しました。
この事業では、中学校のコンピュータ室のパソコンを一新。
新しいパソコンは、画面を取り外してタブレットとして持ち歩くことができます。
コンピュータ室での授業だけでなく、各教室に持ち込んで、さまざまな授業に活用されています。
また、各教室に大型テレビが設置されました。
黒板で見るだけではなく、映像を通してみたり、
自分でタブレットを使って考える授業ができるようになりました。
インターネットを使って調べものなどに使えるので、
職場体験の学習をしてから、壁新聞をまとめるときに、さっそくタブレットを使いました。
日常の授業では、英語で、単語を覚えるためのフラッシュカードをタブレットの画面を通じて取り組んだり、
数学の授業では図形を動かして見て、イメージを膨らませて学んでいます。動画も見ることができるので、
理科の授業では、その日見ることができない天気などの動画を見たりしています。
この事業によって、県内でも最先端のICT機器を整備することができました。
教頭先生によると、生徒の皆さんの授業への食いつきが良くなり、学ぶ意欲が増したとのことです。
まだまだ整備されたばかりで、先生方も使い方を広げていかないといけないと感じているそうです。
最新の設備を生かして、授業改善、生徒の学力向上に努めていきます。
寄付されたお金は、まずはある程度の金額になるまで、基金として蓄えられます。
少ない金額では、なかなか事業ができません。場合によっては数年にわたって基金として積み立てを行います。
そして、寄付された趣旨にかなうような事業が実施されるときに、その財源として充当されます。
ふるさと納税の財源だけではなく、いくつかの財源が組み合わせで使われる場合もあります。
今後とも、佐井村へのご支援をよろしくお願いいたします。