佐井村の南部、牛滝地区にある直売所についてです。
春といっても、4月はまだ寒く、下北の観光シーズンが本格化するのは、
ゴールデンウィークに入って、5月からです。
5月になると、牛滝地区にある直売所「牛滝まだぁーる」が開店します。
プレハブ1棟の小さな直売所ですが、
牛滝地区のお母さん方が運営していて、パワフルです。
この直売所は、地域活性化のために設立され、
お祭りのときの神楽の掛け声「まだある、まだある」から
「まだぁーる」という名前が付けられ、
地域の魅力はまだあるよ、というような意味もあるようです。
中をのぞいてみると、
漁協の加工品だけでなく、地元のお母さん方が作った無添加の海産加工品が並んでいます。
そして、かわいい手芸品、ふくろうのマスコットなども並んでいます。
僕はこのふくろうたちが好きなんですけどね。
牛滝港は、小さな漁港ですが、
所属している船は、ほとんどが網による漁を行っており、
3分ほど歩いて水揚げ場に行くと、一度にたくさんの魚が揚がるのがみえます。
そして、仏ヶ浦への観光遊覧船「夢の海中号」が牛滝から出ており、
青森と佐井間を運航する定期船「ポーラスター」も牛滝へ寄港することから、
牛滝を訪れる観光客の方も多くいらっしゃいます。
この日もお客様が。
まだぁーるの人は、
「いらっしゃいませ~!見るだけならただよ!」
とお客様を呼び込みます。
場合によっては、試食もさせてくれて、
「食べるだけならただよ!」
と大胆な売り込みをしてきます。
毎回このやり取りを見ると笑ってしまうんですが。
牛滝から青森へ出るポーラスターは13時過ぎの出航。
また牛滝へおこしくださ~い。