漁業

サメをさばいてみよう!?わかめ収穫特別編

投稿日:2014年4月9日 更新日:

長くなったわかめの収穫体験のレポート3つ目ですが、
もうわかめの話じゃありません。
その日にオプションということで行った別の企画についてです。
午前中にわかめを収穫して、(そのようす →こちら)
午後に工場見学などをして、(そのようす →こちら)
そのあとに、おまけで行いました。
そのメインは、こちらです。
IMGP3570.jpg
やっぱり、顔はなんとなくこわいですね~。
これがアブラツノザメです。


サメは、青森県では、割と食卓にのぼることもあるそうで、
独特のやわらかな食感を持っています。
でも、食べたことのない人も多いのでは。
そして、さばいたことのある人は、もっと少ないですよね。
ということで、今回、そのサメをさばく体験を企画しました。
会場は、漁協の荷捌所。
まず、漁師からの説明です。
IMG_3929.jpg
サメというと、映画「ジョーズ」のようなイメージがありますが、
漁師の網にかかるのは、当然あんなサメではなく、もっと小さなサメです。
サメの中でも、アブラツノザメはもっともよく獲れるサメで、
「サメなんて食べたことない!」
と思っている人も、かまぼこなどの原料にも使われているので、
知らず知らずのうちに食べているかもしれません。
漁師の手助けをしながら、まずはじめは、皮をむく作業があります。
サメの皮は固いので、食用には適さず、はじめにむきます。
DSC02242.jpg
体験した小学生が、ペンチで皮の端をつかんで、引っ張っています。
サメに触ったのは、初めてでしょうね。
次に、サメの身を切り分けていきます。
IMG_3932.jpg
ふだん、家で三枚おろしとかをしたことがあっても、
大型の魚は、骨の入り方も少し違うので、やはりここも面白い体験になったようです。
もちろん、さばいたサメは、お持ち帰りいただきました。
食べ方も、フライやみそ漬けなど、漁師さんがお伝えしていましたよ。
今後も、観光体験メニューとして、魚をさばく体験を企画していきたいと思います。



-漁業

執筆者:

関連記事

no image

佐井村の高級ウニ 出荷の風景

佐井村といえば、ウニ。 ウニ漁は、4月から8月ごろまで行われ、 津軽海峡のおいしい海藻を食べて育ったおいしいウニが出荷されています。 佐井村漁協では、ウニは殻つきのままではなく、むき身で出荷されます。 …

no image

おいしい刺身を食べくらべる

おいしそうなヒラメの刺身! 左の5枚と、右の5枚の刺身の違いがわかりますか? 写真で見ると、難しいですね・・・ これは、左は新鮮な刺身、右側が、活〆神経抜きという処理をして、熟成させた刺身なのです。

no image

青森県はヒラメ県!

5月後半~7月上旬の魚といえば、「ヒラメ」です。 というと、「え、ヒラメって冬じゃないの」とびっくりするんだそうです。 冬のヒラメは、寒ビラメと言って、脂がのっておいしいと言われますが、 津軽海峡では …

no image

活〆神経抜きの講習会

魚〆師とは何か、というのがテーマです。 ちょっと時間が経ってしまいましたが、2014年6月18日、佐井村漁協で、活〆神経抜き講習会が行われました。 「活〆神経抜き」とは、魚の処理方法のことです。 ごく …

no image

豊漁と安全を祈る海の記念日【佐井村原田地区】

7月20日は、「海の記念日」 祝日の海の日は月曜日になりましたが、佐井村では変わらず20日に行事が行われます。 佐井村の7つの漁港で、それぞれに大漁祈願、海上安全を祈願する行事です。 今年は、原田地区 …

アピオス特設ページ
佐井村特産品通販 あおい環オンラインショップ

佐井村をふるさと納税で応援! ふるさとチョイス