長くなったわかめの収穫体験のレポート3つ目ですが、
もうわかめの話じゃありません。
その日にオプションということで行った別の企画についてです。
午前中にわかめを収穫して、(そのようす →こちら)
午後に工場見学などをして、(そのようす →こちら)
そのあとに、おまけで行いました。
そのメインは、こちらです。
やっぱり、顔はなんとなくこわいですね~。
これがアブラツノザメです。
サメは、青森県では、割と食卓にのぼることもあるそうで、
独特のやわらかな食感を持っています。
でも、食べたことのない人も多いのでは。
そして、さばいたことのある人は、もっと少ないですよね。
ということで、今回、そのサメをさばく体験を企画しました。
会場は、漁協の荷捌所。
まず、漁師からの説明です。
サメというと、映画「ジョーズ」のようなイメージがありますが、
漁師の網にかかるのは、当然あんなサメではなく、もっと小さなサメです。
サメの中でも、アブラツノザメはもっともよく獲れるサメで、
「サメなんて食べたことない!」
と思っている人も、かまぼこなどの原料にも使われているので、
知らず知らずのうちに食べているかもしれません。
漁師の手助けをしながら、まずはじめは、皮をむく作業があります。
サメの皮は固いので、食用には適さず、はじめにむきます。
体験した小学生が、ペンチで皮の端をつかんで、引っ張っています。
サメに触ったのは、初めてでしょうね。
次に、サメの身を切り分けていきます。
ふだん、家で三枚おろしとかをしたことがあっても、
大型の魚は、骨の入り方も少し違うので、やはりここも面白い体験になったようです。
もちろん、さばいたサメは、お持ち帰りいただきました。
食べ方も、フライやみそ漬けなど、漁師さんがお伝えしていましたよ。
今後も、観光体験メニューとして、魚をさばく体験を企画していきたいと思います。