毎年7月20日に行われる、海の記念日の大漁祈願。
佐井村内7漁港すべてでそれぞれ行事が行われるので、取材するほうも大変なのですが(笑)、
7漁港の中でも、私が一番楽しみに取材しているのが、「磯谷地区」です。
大きな漁港ではありませんが、地区の人が皆で出て大漁祈願の行事が行われます。
地区や漁師の総代はびしっとスーツで。神楽を担当する敬神会の皆さんは浴衣でそろっています。
そして、海の上のパレード・海上運航では、船が並ぶことに加え、
灯台のある小さな岩の島「大魚島(およじま)」の景観が見事です。
こちらが、海上運航の様子。
前後しますが、順を追って行事の様子を見ましょう。
まずは、寺で神事が行われます。
ここでは神楽が振られるほか、「くじびき」があります。
海上運航時の弁天様と神楽が乗る船をそれぞれ決めるもので、
乗れば大漁になるといいますから、みな注目しています。
神事が終わると、海辺の弁天神社に移動。
囃子とともに町内を歩き、300mほど移動して弁天神社で再び神楽や祈祷です。
最後に、海上運航。
最初の写真は、船から撮ったものですが、陸から撮った写真がこちら。
持っている望遠では、さすがに、迫力の写真は撮れませんでしたが、
やはり大魚島を回って進む船は、見事ですね!
毎年楽しみな行事です。