イベント 歴史・文化

12年振りの本祭典

投稿日:2019年9月13日 更新日:

8月、矢越地区と牛滝地区で12年振りとなる本祭典が行われました!

人口減少による人手不足などにより、10年以上も眠っていた本祭典を地区の有志達が結集し、実現させました。

本祭典は、三日間かけて行われます。ここでは、二日目を紹介しますね。

8月14日 矢越本祭典

まず、矢越八幡宮で御祈祷をします。

御宮内には、巫女さんが、御宮前には裃の方たちが見えますね。

神楽を振り、神事がおこなわれました。

この日は風が強かったです。特に御宮は高台にあるので、松の合間から吹き込む風で、御宮から出てきた巫女さんたちが飛ばされるかと思いました!

矢越八幡宮での神事が終わると、仮装行列と山車が地区を練り歩きます。

御宮から住宅地までは、何もない沿岸道路をひたすら歩きます。

一瞬、今がどの時代なのかわからなくなりました。疲れているのかな、、、。いや、絶対に錯覚のせいです。

本祭典でない限り、行列はありません。

そして、山車は毎年運行しますが、御宮の下(願掛け岩)からではなく’住宅地周辺のみの運行’なので、この景色は大変貴重ですね。

先ほど、なにもないと言いましたが、激しい坂道と急カーブがありました!

そんな道を山車が通るのは至難の業。経験を積んだ者が中心となり皆で山車を引っ張ったり全力で押したり、カーブでは方向をグイグイ変えていきます。

さて、住宅街に入ると目的地である地区センターはもうすぐ。

裃の方たちが先に着いて待っていました。

続いて山車も到着しました。

センターでは、神事を行い、祝賀会が開かれました。

元々住んでいる子どもたちに、お盆で帰省した子どもたちが加わって、とても賑やかでしたよ。

そうしているうちに日も傾き、山車は夜仕様に衣装替えです。

この後、夜の運行がはじまり、お祭りは遅くまで続くのでした。

-イベント, 歴史・文化

執筆者:

関連記事

no image

下北に「来さまい」=下北に来てねイベント

10月19日、20日の2日間、青森市のアスパムで、「下北来さまいフェスタ」が開催されました。佐井村も参加しましたよ。 「来さまい」とは、方言で「来てね」とか「いらっしゃい」という意味。その名の通り、下 …

no image

「仁愛の精神」三上剛太郎先生を偲ぶ

 10月27日は、佐井村の名誉村民、三上剛太郎先生の命日だそうです。  (明治2年生まれ、昭和39年逝去)  お寺に行く機会があったので、お参りしてきました。  せっかくですので、三上先生について紹介 …

【三上剛太郎生誕150年祭】

11月15日 この日が何の日か、 佐井村民は、ほとんどが答えられるのではないでしょうか。 そう、この日は、佐井村唯一の名誉村民である 「三上剛太郎」先生の誕生日です。 今年で、生誕150年を迎え、 1 …

no image

春の恒例「仏ヶ浦清掃」は佐井村の精神を体現

佐井村には名勝・仏ヶ浦があり、毎年数多くの観光客が訪れます。 お客様が増えるのは、4月下旬に、仏ヶ浦行の観光船が出るようになってから。 その観光シーズンを前にして、毎年、「仏ヶ浦清掃」という行事が行わ …

no image

仏ヶ浦まつり お地蔵様にお祈りを

7月24日には、仏ヶ浦のお地蔵様のまつりがおこなわれます。 普段は閉じられている地蔵堂の本尊が御開帳となるほか、 牛滝地区の年長の女性たちが大きな数珠を回しながら念仏を唱える念仏講が行われます。 昔は …

アピオス特設ページ
佐井村特産品通販 あおい環オンラインショップ

佐井村をふるさと納税で応援! ふるさとチョイス