8月、矢越地区と牛滝地区で12年振りとなる本祭典が行われました!
人口減少による人手不足などにより、10年以上も眠っていた本祭典を地区の有志達が結集し、実現させました。
本祭典は、三日間かけて行われます。ここでは、二日目を紹介しますね。
8月14日 矢越本祭典
まず、矢越八幡宮で御祈祷をします。
御宮内には、巫女さんが、御宮前には裃の方たちが見えますね。
神楽を振り、神事がおこなわれました。
この日は風が強かったです。特に御宮は高台にあるので、松の合間から吹き込む風で、御宮から出てきた巫女さんたちが飛ばされるかと思いました!
矢越八幡宮での神事が終わると、仮装行列と山車が地区を練り歩きます。
御宮から住宅地までは、何もない沿岸道路をひたすら歩きます。
一瞬、今がどの時代なのかわからなくなりました。疲れているのかな、、、。いや、絶対に錯覚のせいです。
本祭典でない限り、行列はありません。
そして、山車は毎年運行しますが、御宮の下(願掛け岩)からではなく’住宅地周辺のみの運行’なので、この景色は大変貴重ですね。
先ほど、なにもないと言いましたが、激しい坂道と急カーブがありました!
そんな道を山車が通るのは至難の業。経験を積んだ者が中心となり皆で山車を引っ張ったり全力で押したり、カーブでは方向をグイグイ変えていきます。
さて、住宅街に入ると目的地である地区センターはもうすぐ。
裃の方たちが先に着いて待っていました。
続いて山車も到着しました。
センターでは、神事を行い、祝賀会が開かれました。
元々住んでいる子どもたちに、お盆で帰省した子どもたちが加わって、とても賑やかでしたよ。
そうしているうちに日も傾き、山車は夜仕様に衣装替えです。
この後、夜の運行がはじまり、お祭りは遅くまで続くのでした。