7月20日に、佐井村の各港で行われる、海の記念日の行事。
港がある地区では、それぞれ海上の安全を守る神様が祭られています。
佐井の中心部から車で5分の矢越港は、港から歩いていける場所に、桜島弁天堂があります。
火山岩の上に、小さな鳥居とお堂があります。
僕が着いた時には、海上運航で、大漁旗を掲げた船団が沖をはしっているところでした。
陸から、年配の方々が見守っています。
「先頭の○○はコース覚えてねんでねべか」
「後ろの○○は遅いの~。あれで油代1000円もうけたんじゃないかの」
なんて言いながら見てます。
戻ってくると、宮司さまのご祈祷。そして神楽の奉納。
矢越の神楽は、雄獅子で、刀を持って格好よく舞います。
小さなお堂ですが、漁師たちが大切にしているのがわかるおまつりです。