自然

深い霧の立ち込める本州最北端をはしる

投稿日:

7月の初旬のある日ですが、深い霧がたちこめました。
霧が出るのは下北の北部ではよくあります。特にちょっと標高が高いところ、高いといっても海から100メートルかそこらなんですが、霧が濃くなります。
または、日によっては海まで霧がかかることも。珍しいですが年に数回はあります。
03.jpg
やはり霧になれば、夏とは言っても涼しいです。






仏ヶ浦展望台から下を見る。
まあでも、仏ヶ浦が見えるくらいだから、まだいいほうですね。
02.jpg
霧が本当に濃いときは、見えません。
もっと山側の、縫道石山の道を走ると、もっと霧が濃くなるので、視界は10mくらいになります。
下北の霧は、風間浦~大間、大間~佐井北部、佐井南部で、まったく違います。
風間浦は晴れでも、佐井は霧とか、逆もあり、大間を境に大きく天気が変わります。
展望台から北に走ると、サルの群れに遭遇しました。
04.jpg
霧なのはもちろんお構いなしで、山菜を食べていました。
近寄ってもあまり逃げない・・・。
01.jpg
昨年は山が豊作で、クマの出没が増えていますが、サルも負けずに増えているようです。
目視だけで赤ちゃん4頭。
ここの群れはこの周辺で最大だというのもありますが、
それにしても、サルの出生数はゆうに人間を超えたようです。

-自然

執筆者:

関連記事

no image

下北半島のサル冬季調査そして申年は終わる

毎年、12月下旬のおよそ1週間、下北ではサルの冬季調査が行われます。 佐井村には、大学生10~20人、毎年来ている研究者の方、村内からは自分含め4人ほどがサルを調査します。 20年以上継続されている調 …

no image

海の記念日行事 絵になる磯谷地区

7月20日に、佐井村の各港で行われる、海の記念日の行事。 港がある地区では、それぞれ海上の安全を守る神様が祭られています。 佐井、矢越を経て、11時30分過ぎ、磯谷に到着しました。 磯谷地区には、寺が …

no image

サル調査に集まった人たちのパワーに感動

下北半島は、世界最北のサル生息地として、国の天然記念物に指定されています。 現在、下北半島全体で2400頭以上が生息しており、 貴重な野生動物として保護されると同時に、地域の農業に深刻な害を与える動物 …

冬の仏ヶ浦へ この景色を見たのは3人だけでした

日本中が最強クラスの大寒波に包まれた1月24日、 ガイドで仏ヶ浦に行ってきました! 2人のお客様をご案内。 他に誰もいない、荒波の仏ヶ浦。 少し雪の積もった、美しい岩。 説明に忙しくて、自分ではあまり …

no image

はるのたより

弘前やむつのほうで桜のニュースが出始めても、まだ咲かず、 少ししてから、佐井の桜が咲き始めます。 少し遅いんですね。 ほかにも春の風景を少し。

アピオス特設ページ
佐井村特産品通販 あおい環オンラインショップ

佐井村をふるさと納税で応援! ふるさとチョイス