2017年3月22日、津軽海峡をまたいだ郷土芸能の交流についての意見交換会が、青森県庁で行われました。
言い出したのは、青函交流に力を入れている江差町のMさん。
形的には、いちばん規模が小さい佐井村が主催する形で恐縮ではありましたが、
意見交換会を実施しました。
郷土芸能は、だいたいの人は、「見るだけ」か、「自分のところの芸能は詳しく知っているけど、他は知らない」という状況にあると思います。
でも、どの郷土芸能も、裏に課題を抱えていたり、
逆に、輝かしい未来展望を抱えていたり、
それぞれに、芸能をただ見るだけではわからないテーマがあります。
今回、「江差追分」「津軽三味線」「漁村歌舞伎」で、何か交流などができないか、ということで、始まったキックオフ会議です。
今後に向けて何かできないか、と話し始めました。
特に後継者問題が深刻で、課題の多い漁村歌舞伎ですが、
将来に向けて勉強させていただく機会がつくれればいいと思います。
会議の前には、五所川原市金木町へ行き、
三味線会館や斜陽館を見学させていただきました。
斜陽館、でかっ!
こうして考えると、漁村である下北北通りの家は、小さいのを改めて感じますね。
三味線会館の中にある舞台も見学。この舞台でも歌舞伎を上演する機会があればいいですね。
少し見学しただけですが、いろいろな気づきがありました。
今後もいろいろ勉強させてもらって、青函エリアを盛り上げていきたいですね。