11月2日、3日に、東京ビッグサイトで行われた、「デザインフェスタ」に出展してきました。
「デザインフェスタ」は、全国からアーティストが集まり、5000くらいのブースが並ぶ大きなイベント。
版権ものは禁止で、オリジナル物のみが並びます。
この前知人が「オシャレコミケ」と言って周囲に納得されていましたが、そんな感じです。
ブースは、こんな感じで。
「Saiツーリズム」という団体名で出していましたよ。
一番最初に来た人が、いきなり
「地域活性化の出展ですか?でしたら後ろの壁を使ってもっとPRしたほうがいいですね」
とか言って去っていきました・・・
いや、地域活性化だけども、後ろの壁は勝手につかっちゃいけないルールだし、変な人に絡まれたな…
と落ち込んだスタートだけど、何とか楽しくできたよ。
佐井からいろんなものを出しました。
一人で出すと、交通費やらなんやら含めて大変ですが、
みんなで協力してやってみましょう、ということで、夏から企画していました。
途中、ある作家さんが体調を崩して出せなくなったり、いろいろありましたが、
皆さんの協力で、実施できました。
感謝感謝です。
出展したものを、紹介しますね。
まずは、「裂き織り」
裂き織りは、下北地方で伝統的に行われている、古い布を裂いて織った織物です。
佐井村のアルサス1階には、下北地方最大の裂き織り売り場がありますが、残念ながら冬場はお店がお休みになってしまいます。
今回、その売り場のものを預かってもって行きました。
残念ながら、裂き織りに興味を持ってもらった方は、少なかったんですけどね。
それから「木工作品とひば製品」
これはつるめもどき時計ですね。(木はひばではありません)
それから、香袋もありました。
ひばは、いいにおいがしますので、においをかいだり、眺めたり楽しんでいる方がいらっしゃいました。
続いて、かわいいふくろうちゃんたち
津軽出身のお母さんが作ってるやつですね。
ふくろうは、手芸だと割りと定番ですし、
縁起物でもあるので、おなじみですが、
リンゴのまち津軽だと、リンゴを害獣から守る益鳥でもあるので、
意義深い鳥ですね。
たくさんのふくろうがお客様のもとへ旅立っていきました。
粘土で作った小物
金太郎飴とべこもちのストラップとかを持っていってました。
べこもちのほうが、下北っぽいので、多くのお客様に見てもらえるとよかったのですが、
販売的には、苦戦したかな。
たくさんの人が見ていったのが、流木。
僕自身は、あまり流木を売るというのを知らなかったのですが、
結構たくさんのひとが、流木に興味を示されたので、驚きました。
津軽海峡に面した佐井村。
海流の関係で、木も流れ着きます。
ごみもだけど。
いい感じの木を拾ってきてもらいました。
(はっきりいって、流木なかったら今回の出展は営業的にNGだったですね)
いちばんたくさん手にとられたのが「ひばの根っこ」
なんじゃこりゃーって感じですよね。
ひばといえば、そのにおいを楽しむというイメージの方が多く、
根っこのにおいをかいでいかれる方が多かったのですが、
この根っこは、まったくにおわないのです。
特定の用途があるわけではない、この根っこですが、
最終的に1人の方がまとめて買っていかれました。
こんな感じで、いろんなものを並べたデザインフェスタ。
こっそり出展でしたが、いろんな反応が見えました。
なんとか次の企画を考えていければと思います。
で、あと、なんと、佐井村出身のかたにめぐり合いました!
さすがにないだろう、と思ってたんですが。
↓こちらのサイトの方です↓
http://torinosu.info/
こぎん刺しやタッセルなど和ものをつくっていらっしゃいます。
デザフェス出展記もあったので様子はそちらで。