1月となり、厳しい冬を迎えている佐井村。
年が変わって、今年は年明けに雪でなく雨が降った暖かい日もありましたが、数日経てば寒波が到来し、いつも通りの寒い冬を迎えています。
1月11日には、例年、「御船玉様」の行事が行われます。
今年も、各地区で行われました。
写真は、佐井地区、箭根森八幡宮での海上安全・大漁祈願のご祈祷です。
御船玉様は、「おふなだまさま」と読み、海の神様として、全国の漁村で信仰されています。
呼び方がなまったのかわかりませんが、下北地方では「おふなださま」と一般的に呼ばれます。
漁師たちが各地区の神社に集まって祈祷し、その後祝賀会が盛大に催されます。
ぜひ、事故がなく大漁の1年となって欲しいものです。
このご祈祷がされる前の1月9日から10日にかけてですが、早速、冬の味覚、「鱈(タラ)」がたくさん水揚げされました。
普段は佐井村には魚屋さんはないので、売れるとしても直売所にわずかに並ぶだけですが、
この日だけは、漁協さんが張り切って、直売をしていました。
こちらが漁協の荷捌所。
この中に、大きなタラがずらりと並びます。
こちらが、本日最高値のタラ。
大きさがかなりのものなので、僕には手が出ません、
買いに来た人によると、親戚に送るそうで、熱心に品定めをされていました。
張り切って販売されていましたが、残念ながらこの日の天気は吹雪。
あまりみなさん元気に買い物に出る感じではなかったかもしれません。
売れ行きは、今一つだったようです。
それでは、よい1年を!